教室案内 | 函南町伊豆の国市のピアノリトミック教室　歌の花音～かのん～音楽教室

函南町伊豆の国市ピアノリトミックうた花音～かのん～音楽教室のめざすこと

花音～かのん～音楽教室は、2009年4月に函南町柏谷にてスタートしました。大学卒業後、一般企業で仕事をしていた私は「いつか挑戦したい！」と考えていた音楽教育に携わる決意をし、2009年3月一般企業を退職し、退職翌日からひとりでピアノ教室のチラシをたくさん歩きながら配り始めました。それが私の教室の最初の仕事でした。運のよいことに、チラシを配りはじめてすぐに年長さんの女の子からお問合せがあり、退職後数日で新しい生徒さんに出会うことができました。楽器店の研修で、ピアノ指導法を勉強していましたが、実際のレッスンとなるとまた全然違います。当時は、ノートにレッスン計画をたててドキドキしながらピアノレッスンを積み重ねていきました。最初の生徒さんであったYちゃんは、中学3年まで通ってくださり、学校で合唱の伴奏をしたり、吹奏楽部でピアノを担当したり、ピアノをとおしてたくさん活躍してくれる生徒さんに成長してくれました。どの教室でも同じですが、花音～かのん～音楽教室もたったひとりの生徒さんからスタートしました。そして2024年の今日まで15年の間にたくさんの生徒さんに出会い、様々な経験をさせていただき今に至ります。当教室がめざしていることは、地域のお子様から大人の方まで、「本当の音楽の楽しみ」を体験し、知ってもらうことです。私自身が子供の頃受けてきた音楽教育で「音楽の本質」を教えてくれる先生には出会えませんでした。ほとんどが大人になってから知ったことや理解したことです。私はリズム感もないし、指の形も良くなかったし、基礎がなかったので先生たちはそれ以上のことを教えてくれなかったのかもしれません。でも、私は子供の頃から楽譜をみて「ここは強弱記号はないけれどこういう風に弾いたらいいのでは？」などと考えて自分で記号などを楽譜に書き込み、それを表現する練習を独自にしていました。しかしピアノレッスンでは先生はそういう部分に触れません。私は子供ながらにそのことを不満に思っていました。「音が間違っていますよ」「リズムが違いますよ」「ここはフォルテだから強く弾きますよ」当然このような指導も大切ですが、その範囲の指導だけでは音楽の本質にいたりません。ですので、せっかくピアノを習ってきても、ピアノ教室を卒業し自分ひとりで曲を練習すると、「どうしたらいいのか自分では判断できない」という事態に陥ります。ピアノレッスンを継続する期間は人によって変わってきますが、「基礎ができていないから好きな曲は弾けません」とか過去の作曲家が残した芸術的価値の高い作品にも触れずにピアノ教室を卒業していくということではなく、基礎を勉強しながらも、完璧でなくても様々な作品に触れていろんな音楽を体験してほしいと願っています。 2024年3月教室に新しい先生もお迎えし、ともに同じ方向を向き指導をしていきたいと思います。教室で経験した音楽体験がみなさんの生涯の宝となりますように。

花音～かのん～音楽教室

代表　塩谷　満美