函南・伊豆の国ピアノリトミック教室 年長さんのピアノレッスンは充実！

こんにちは、花音～かのん～音楽教室　塩谷　満美です。

函南・伊豆の国ピアノリトミック教室　年長さんのピアノレッスンは充実！

現在教室ではたくさんの年長さんのお子様がピアノレッスンを受講しています。 年長さんのピアノレッスンは充実感ばっちり！小学生になる準備が進んでいることがわかります。

年少さんからレッスンを積み上げてきた生徒さんもいれば、年中さんからの生徒さんもいますが、それぞれに「先生のお話をしっかり聴ける」「読み書きもスムーズになる」「ピアノを弾く指もしっかりしてくる」「気持ちのコントロールが安定する」「宿題の意識がしっかりしてくる」などなどたくさんの要素がレベルアップしています。もちろんピアノやリトミックのレッスンだけではなく、幼稚園や保育園、日々の生活、他の習い事などでたくさんの経験を積み重ねてきて、経験とピアノレッスンでの積み重ねが相乗効果を生み「小学生になっても大丈夫ね！」と感じる生徒さんがたくさん！

ピアノレッスンはどういう積み重ねなの？

ピアノレッスンは稀にみる「先生と1対1のコミュニケーション」で成り立ち、幼稚園や学校、他の習い事では体験できない貴重な時間となります。「ごあいさつ」からはじまり「ごあいさつ」で終わります。先生のお話を聴いていなかったり、自分が興味のあることに目が移り先生が「やろう！」といっていないことをやり始めてしまったり、時には寝起きで機嫌が悪くレッスンに到着したときから大泣き！なんてことも多々あります。年少さんや年中さんは、生まれてまだ3～4年しか経っていませんから、最初からすべてしっかりできなくて当たり前です。「今日は幼稚園でプールに入ったのかな？」「夏休みはどこか楽しいところにいったの？」と大人と同じように世間話をしながらコミュニケーションをとって、先生のことを好きになってもらって、だんだん先生のお話を聴けるようになり、先生の訊いたことに自分でしっかり答えられるようになり、元気に挨拶もできたり、「難しい」など意思表示もできるようになります。レッスンはお子様の反応や理解度を確かめながら進めていきますので、コミュニケーションがスムーズにとれることは本当に大切な要素であり、先生（家族でない大人）と1対1でのコミュニケーションを積み重ねることは人生で貴重な経験となります。

年長Iちゃんのピアノレッスンでの大きな成長！

今までたくさんの生徒さんと関わってきた中で印象的だった年長さんの経験を記そうと思います。当時年長だったIちゃんは三島市から通ってピアノレッスンを受講。年少さん、幼稚園に入ったばかりのときに「発達が心配なんです」とお母様が悩まれて、音楽が大好きなIに合った教室を、と探してくださり通うことになりました。私も、お母様とIちゃんの力になりたい！とIちゃんを迎えるまでに必死に発達支援の勉強をしました。可愛いIちゃんがレッスンをはじめてしばらくすると、癇癪がではじめました。 Iちゃんは泣きながら怒っていますが、お母様も先生も「なぜ怒っているのか」わかりません。幼稚園や保育園では保護者がみているわけではありませんから、先生から「こんなことがありましたよ」と報告を受けると思いますが、年少さんのIちゃんはお母様と一緒にレッスンにきていたので、目の前でみたお母様はショックを受けられたと思います。ピアノも指1本で弾きたい時期でしたので、大好きな歌やリトミックを中心にすこしずつピアノに触れていきました。そして癇癪がおきたときは、「今日の原因はなにかな？」と先生とお母様で意見交換をしながら進め、原因と思われる要素をなくしていき、幼稚園やご家庭ではもしかしたら大変な思いをしているIちゃんが大好きな音楽で「楽しくてたまらない」と思える時間を作っていくことに注力しました。そんなIちゃんとレッスンを積み重ねていき「もうおわりなの～もっとやりたいよ」と言って帰っていくIちゃん。お母様も心配だったと思いますが、教室のミニコンサートや発表会でも一人で立派に舞台をつとめました。年中さんになると、急激に成長しました。ピアノも両手で弾けるようになり、先生のお話もだんだんしっかり聴けるようになりました。 両手で突然弾けたときにはお母様も先生も大感動でした！ そして年長さんになると、宿題の意識も高まり「練習したよ」と報告してくれたり、レッスン時間も「あとちょっとでおわっちゃうよ～」と先生よりも時間管理が上手。幼稚園での出来事も報告しつつ、先生にも「夏休みはどこかいった？」などと聴いたり、コミュニケーション能力抜群！素敵な曲に出会うと、「先生弾いて！」といってIちゃんはスカーフをもったりしながら踊りだし、感性も表現力もとっても豊かです。 Iちゃんとのレッスンは私にとっても大変貴重な経験でした。

ピアノレッスンは大切な思い出

教室の生徒さんたちは、長い年数ピアノレッスンを継続しています。少し遠い地域から時間をかけて通ってくださっている生徒さんもいますので、保護者の方は送迎や時間調整、お子様のコンディションを整える、など大変なこともある中、お子様もレッスンに送り出してくださっています。何事も長く続ける間にはたくさんの嬉しいことも、楽しいことも、困ったことも、辛いこともあります。保護者の方とどんなことも共有しながら、ともに喜び、ともに悩み、お子様のピアノレッスンが充実したものになるよう協力関係を築いていきたいと思っています。いつでも、保護者とともに先生もお子様の応援隊です！