こんにちは、花音～かのん～音楽教室 塩谷 満美です。
最近、ひとりでレッスンを受け始めている生徒さんが続々と増えています！
生徒さんたちの成長を感じます。
年中 Sちゃんのピアノレッスン
年中Sちゃんは、レッスンをはじめてまだ1年経っていません。 お母さんと一緒にレッスンにきていましたが、恥ずかしいのかお母さんを気にしてみたり、挨拶もお母さんの後ろに隠れてしまったり、お母様も「私がいない方がいいのかもしれない」と少し前から話していました。
花音～かのん～音楽教室では、「保護者のレッスン見学は自由ですが成長とともにひとりでレッスンを受けられるといいですね」という考えでおこなっています。 ですので、お子様自身が「ひとりで大丈夫」とか「ひとりがいい」と思うようになると自然に「ひとりレッスン」になっていきます。
お子様がひとりは嫌なのに無理やりひとりで、ということはしていません。
ところが、先日突然お母様が「ひとりでいいと子供が言い出したので」とお母様は車で待っていることになりました。
するとどうでしょう！ Sちゃん、挨拶はしっかりするし、ピアノも集中して弾くし、まるで別人！ 保護者が同席しないというのはこんなにも違うのか、と実感しました。
年長Mちゃんのピアノレッスン
リトミックから通ってくれているMちゃん。 年少さんのリトミックでピアノに興味をもち、リトミックグループレッスンとピアノ個人レッスンを組み合わせて受講してきました。
年長さんになりピアノ個人レッスンのみになり、日々成長を感じてきました。 しかし、とても慎重派のMちゃんはやっぱりお母様がいると安心。 お母さんと一緒にレッスンを楽しんできました。
ところが先日Mちゃんの前のレッスンの年長さんの生徒さんがひとりでレッスンを受けるようになりました。 レッスン中、Mちゃんがレッスン室の入り口の窓からのぞいてジーっとみています。
その影響で、Mちゃんもひとりでレッスンを受けました！ 「Mちゃん、ひとりでレッスンできてお姉さんになったね」と伝えました。 その次のレッスンのときもお母様が「いたほうがいい？」と訊くと「どっちでもいい」とMちゃん。 なのでお母様は待合室で30分のレッスン中待っていました。
同じくらいの年齢の子の影響を受けて私も！となったMちゃん。 他の生徒さんからの刺激を受けてまたひとつ成長できましたね。
Kくん兄弟 ピアノと歌のレッスン
兄のKくん、弟のKくんは同時にレッスンを開始してもうすぐ丸3年。 兄Kくんはピアノ、弟Kくんは歌をレッスンしています。
最初は、慎重派の弟Kくんがなかなか意思表示ができなかったのですが、今は年長さんになり、意思表示もだいぶできるようになり、歌も大きな声で歌ってくれています。
「もう大丈夫でしょう」と先日お母様はレッスン室に入らず待合室で待つことに。 ２人ともなんの変化もなく、いつもどおりレッスンを受けています。
子供でも、ひとりの人間として先生と1対1で関わっていく、とても大切なことですね。 学校や幼稚園では体験できない貴重なことです。
1人の人間として
以前、あるピアニスト先生の公開レッスンをみにいったときのこと。 ある男の子に「いままでどういう曲を弾いてきたの？」と先生が尋ねました。 すると、客席にいたお母様が「シューベルトや・・・・」と答え始めました。
ピアニスト先生は「お子様にきいています。お母様にはきいていません。」と話しました。
普段のレッスンでも実はこういうことは多く、生徒さんに訊いたことを、お子様よりはやくお母様が答えてしまうことも多々あります。
先生は生徒さんとの関係を築いていくという思いや、生徒さん自身に自立してほしいという思いがあります。
もちろんお母様とのお話も大切ですが、お子様に訊いたことにお母様が答えてしまってはいつまでたっても先生と生徒の関係が築いていけません。
そしてどんな小さなお子様でも、ひとりの人間です。 ひとりの人間として尊重する必要があります。
そういう意味でも最近のみなさんの成長がとても嬉しいです。
函南町 伊豆の国市 ピアノ教室 花音～かのん～音楽教室へのアクセス
静岡県田方郡函南町柏谷243-1
湯～トピアかんなみから徒歩1分／伊豆縦貫道 (三島)大場インターより車で5分 駐車場完備
函南町はもちろん伊豆の国市、三島市の生徒さんも多数在籍しています。
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